ビジネスで心理学を使う印象UP術

印象の良い人・悪い人何が違うのでしょうか。

もし始めに悪い印象を与えてしまった人に好印象を与える方法があるなら知りたくありませんか？人の印象を決める要因はどのように判断しているのでしょうか？

あなたはこの問いに答えられますか？

この記事を読んでいただくとわかるようになります。

単純接触効果
初頭効果
1. 使用例
ビジネスにおける伝え方

単純接触効果

心理学の1つで接触頻度を増やすほど、相手から好意を持ってもらいやすくなる現象のことを言います。又の名を「ザイオンス効果」ともいいよく恋愛分野で使われることの多い効果です。

1回しか会ったことのない人と10回会ったことのある人とでは印象が大きく違って見えるということです。

一般的なテクニック

とにかく会う回数を増やす

営業の際に、「とにかくお客様の元に通え」と言われたことはないでしょうか。何度も足繁く通うことでお客様に覚えてもらうことができます。まさに接触回数を増やす言葉の通りです。

短期間で会う頻度を増やす

短期間にいくことで、前も見たことある人だと認識されることで効果を高めることが出来ます。1ヶ月前に訪問した・半年前にお会いした人のことを覚えていないように、長期間空いてしまうとそもそも会ったことを覚えていないこともあるのでなるべく短期間の間に何度も訪問し会うことがベターです。

ビジネスにおける使用例

SNS運用

InstagramやFacebookで何度も投稿している人を何となく、オフラインでも会ったことあるのではと誤認したことはないでしょうか。Instagramで毎回ストーリーに上がってくる人など特に親しいわけでもないのに気になったり、プロフィールを覗いて見たり、これも接触回数が多い分、印象が良くなっている例です。覚えてもらうたまに顔出しは必須というわけです。

Youtubeであれば顔出しで投稿する。Instagramはプロフィールは顔写真を設定し、投稿のところにも顔が出ているものが良いでしょう。

顔写真が入り名刺

相手に会うことで印象を上げていく単純接触効果ですが、何も対面で会うだけではありません。顔写真が入っている名刺を見たことはありませんか？これも立派な戦略です。社内や社外の人で、良くメールや電話のやりとりをするが顔がわからないという経験もあると思います。始めのうちは名刺を見てメールや電話をするため、顔を確認できるだけでも、効果は上がります。

接触回数は多いほどいいのか

ピークは10回それ以上は上がらないと言われています。

無限に上がり続けるというのは、ありえないだけです。何回も会っていると相手も慣れてしまい、これ以上好感度は変わりません。相手からの好感度を上げるのであれば、始めの10回に集中するのが良いと言えるでしょう。

デメリットと解決策

効果があるのは、まだあなたを知らない、興味がない段階の時です。相手からの印象が悪い中で何度も接触すると、「また来たのか」「しつこい」と思われてしまいます。その場合は、好印象になる要素を持って接触するようにします。だらしないと空いてに思われてしまったのであれば、身なりを整えて接触するなどが効果的です。マイナス印象は対策を行った上で、塗り替えるように接触し、上書きしていきます。

初頭効果

人の評価を第一印象で決めてしまうことです。初対面のイメージが相手の評価を決めることに大きな影響を与えるため、身だしなみや言動が大切になります。

「あの人いい人なんだけど何だかな〜」と言われるのは、第一印象」がパッとせず、そのイメージがずっと付き纏っているためです。

逆にいうと、好印象を与えることができればそのあとはスムーズにことが運びます。

使用例

初頭効果は、視覚による範囲以外のところでも効果を発揮します。例えば自分の説明をするときに、ポジティブなことを先にいうかネガティブなことを先にいうかで、相手の受ける印象は大きく異なります。

明るい・勤勉・誠実・思慮深い・頑固・せっかち
頑固・せっかち・思慮深い・明るい・勤勉・誠実

初めの方が良いイメージを持つのではないでしょうか？

つまり情報を伝える順番が重要になります。

ビジネスにおける伝え方

最初のイメージが大切というくらいなので、この効果は自分に関心がレベルが低いアイレでないと通用しません。関心の低い人が自分の話を最後まで聞いてくれるとは限らないため、重要なこと・インパクトのあることは最初にいう必要があります。そのため、結論から話せという言葉があるのです。

伝え方については、こちらに詳しい記事があるので合わせて読んで深めていきましょう。

ビジネスで心理学を使う　印象UP術