結論:サラリーマンの大リストラ時代
- 対 策 法 : スキルを身に付けなければならない
- 何のスキル : マーケティングスキル
ではなぜこのような未来が起こるのか、具体的に見ていきましょう。
国、企業は私たちの将来を守ってはくれない
終身雇用の破綻
昨年からトヨタ自動車の社長、経団連の会長が「終身雇用の限界」を訴えています。新卒一括採用の見直し、早期退職実施の発表もあり、今後、会社は私たちの将来を守らないということを表立って発信しています。
定年雇用努力
現在、希望する高齢者に対して、65歳までの雇用を義務づけてます。しかし、2020年、高齢者が70歳まで働けるようにするための高年齢者雇用安定法改正案の発表しました。70歳まで定年を延長するだけでなく、他企業への再就職の実現や起業支援も促す。企業は努力義務として取り組まなければならなくなる。
老後2000万円問題
何が原因か、というと少子高齢化です。
2000年
3人の若者が1人のおじいちゃんを支えている
2020年
1人の若者が1人のおじいちゃんを支えている
つまり、私たちの給料が20万円あるとして、「10万円はお年寄りにあげて、10万円で生活して下さい。尚且つ、2000万円は自分で貯蓄して下さい。」と言われているんです。
できますか?
できないですよね
外国人人材の受け入れ
少子高齢化により、日本での消費が期待できなくなっています。お年寄りは、家は買わない、車も買わないせいぜい日用品の購入程度。
あなたが企業のオーナーだとすると消費の少ない地域にお店を出しますか?売上の見込めない地域に出店しないです。
そのため、日本の市場が狭くなるのであれば、海外思考になっていきます。
しかし、企業は海外に進出したい一方で日本人が弊害になっています。私たちの「前ならえ教育」による「仕組みを作れる人材がいない」つまり日本人でなく外国人人材を雇うようになる。
日本人の価値が低くなり、外国人の価値が高くなる。
AIの台頭
AIが人の仕事を代わりに行うことは必ず発生します。
産業革命を例に考えてみましょう。
産業革命以前は人が行っていた作業を、機械が変わって行うことが出来ました。機械化を行うことによって大幅な効率化を実現しました。
このとき、少ない人件費でより多くの利益を生み出すことができるようになったということです。しかし、このとき多くの作業者が解雇されました。
利益が上がり業績上がったのであれば、解雇する必要はないですよね。
でも人から機械に入れ替え、解雇するんです。企業は株主のものなので当然といえば当然なのかも・・・クビにしたらその分利益が増えますからね。
まとめ
本当にこのような時代がくるのですかと思う人も多いと思います。しかし本当に起こるのです。
終身雇用で安定だと言われていた企業での大規模リストラ、早期退職募集が始まっています。
AIに仕事を取られる人が増えます。今まで人がしていた仕事をAIがやるならその部分で働いていた人は必要なくなります。いやいや、社長が自分達をリストラするなんて考えられない。ちがいます。株式会社は社長のものではなく、株主のものです。利益を求める株主にとって私たちの生活がというのは関係のない話です。
しかし、悪い話ばかりではありません、これを機に、フリーランスになるなど働き方に変化も出るのですから。そのためには自分で稼ぐ必要があり、スキルが必要になります。
以上のことから、スキルを付けないと生きていくことのできない時代への変化し始めているのです。
自分のスキルだけに頼らなければならない時代の到来
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