この記事では、過去から現在までのマーケティングの遷移についてお話します。
商品やサービスを買ってくれる人が100%リピートしてくれるのであれば、マーケティングは必要ありません。レストランや美容室に来たお客さんがこれからずっと来店してくれるのであれば、お金をかけて広告費をかけますか?
この記事を読んでわかること
マーケティングは常に変わり続けるものです。変化し続けるのであれば過去の物を勉強するよりも現在の物を勉強する必要があります。
しかし、どの様な遷移を伴って今のマーケティングが生まれたのか、興味はありませんか?
マーケティングが変化し続けるのにも理由があります。経済的な理由や消費者行動の変化など過去100年間の変遷を見ていきましょう。
マーケティングの変遷
1900年代
2Pの時代
Product (製品) Price (価格)
製品をたくさん作って安くすれば売れる時代
価格が安ければ売れる訳ではないことが証明され、「2P」ではやっていけない時代に突入する。
1970年ごろ
4P時代への突入
Product (製品) Price (価格) Place(流通) Promotion(販売促進)
商品と価格だけではなく、どこにどの様に販売するかも考慮しなければならない時代
昔(1900年) : 売手側の視点
冬服は暖かければいいよね?安くするから買ってね
今(1970年) : 買い手側の視点
暖かいだけではダメ!
おしゃれが大事、色が大事と人それぞれ服に求めるものに変化が出始めた
S : おしゃれが大事
T : お金を服にかけれる人
P : 高額でファッション性のあるブランド(シャネル・ヴィトン)
何を求めて購入するか(要素)が重要になり、STPの考え方が生まれる。
例
お金持ちの層にターゲットを決め、高価格で服のデザインや品質を追求するブランド製品。
大衆をターゲットを決め、安くて良い物を販売するユニクロやZARA。
物が溢れる様になり、「4P」ではやっていけない時代に突入する。次第にターゲットが被るようになり、「STP」ではやっていけない時代がやってくる。
2000年
ブランディングの3Iの時代
売手側が多くなり、ターゲットが被る様になり始め、物で他社と差別化を図ることが難しくなる。物の差別化以外に印象の差別化を図る考え方が生まれ、ブランディングの3Iの重要性が高まる。
印象の差別化の時代
ブランディングの3I
例
ユニクロは、UNICEFに寄付していますよ。パチンコ屋の環境活動にも力を入れていますよ。
CSRの考え方が普及し、社会貢献をしている企業も多くなることで「3I」ではやっていけない時代に突入する。
2010年
5A時代
物を購入した後に、InstagramやTwitterで投稿して、友人の間で情報の共有が始まる。
共有することで、お客さんがお客さんを連れてきてくれる、お客さんが広告になる時代
2020年
お客様をサポーターにする時代(ファンの時間の争奪戦=囲い込み)
インスタをどれだけ見てもらえるか
オンラインとオフラインの心理行動
オフラインの購買までの行動
AIDMAの法則
AIDMAの法則を使ってみよう!
EX. チラシの作成
AIDMA➕Zの法則
目で追う順序が決まっているのであれば、始めにAフックワードで注意を引く「おっ!!」って思ってもらえるキーワードが必要になります。
あとは、順番にお客さんに購入してもらえるように情報を載せていきます。
オンラインの購買まで
例
オンラインの英会話を探している
A : 英語が話せるようになりたいな
I : オンライン英会話ってあるんだ
S : 何かないかな
C : 価格.comというサイトで競合の比較ができるな
E : 〇〇英会話ってどんなのかな?△△は・・・体験レッスンを受けてみようかな
A : △△英会話に入会しよう
S : Instagram.Facebookで英会話始めたことを発信しよう
コメント
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