株式会社とは、会社の業態1つです。有限会社や合同会社という業態もありますが、日本の大多数が株式会社で働いてます。大手と言われる企業はほとんど株式会社です。例えば、ソフトバンクグループ株式会社ですね。
今回ここでは、多くの人が働いている株式会社について解説していきます。
株式会社の起源とは?
1番最初に設立された株式会社は1600年代「東インド会社」です。
映画とかでもよく出てくるあの東インド会社です。笑
そもそも、なぜ株式会社ができたのでしょうか。
当時、航海に出るということは、莫大な富をもたらしました。遠い異国を訪れ、塩、胡椒を手にいれ、母国で販売したのです。
一方で航海に出るということは出費のかかることでもありました。船乗りの人件費、食糧、修繕費などがコストに当たります。お金をかけて出航、帰国し物資を販売することできれば何の問題もありません。しかし、毎回うまくいくものでもなく、遭難した・海賊に襲われたというリスクと隣り合わせにあったのです。何もなく帰国できれば、めっちゃ儲かり、船が戻ってこなければ甚大な損失をもたらしました。
そこで考えられたのが、報酬とリスクの分担です。出資者を募り、出資額に応じて利益を分配し、損失が出た時は出資額の範囲で責任を負う仕組みです。
株式会社とは誰のもの?
創業者のものではありません。株式会社は株主のものです。
株主は、配当を求めて株式を所有しています。
株主にとって1番大切なことは、今年いくら配当がもらえるかということです。つまり従業員の生活や、給料というのは関係ないのです。
株主になるメリットは?
①インカムゲイン
配当により利益を受け取ることが出来ます。
株式の持分ごとに配当金が支払われます。
②株主優待制度
出資している企業の製品を受け取ることが出来ます。
例えば、マクドナルドの優待券やTOHOの映画鑑賞チケットがあります。
③キャピタルゲイン
株式を購入した時と、売却したときの差額によって利益が出ることです。
例えば、ソフトバンクの株を1株1万円で10株購入しました。つまり、現在10株 10万円分の価値を有していることになります。
1年後、株価が1株2万円になっていたので、全部売却することにしました。現在10株持っているので、20万円分の価値があります。
ここでは、10万で購入したものが、20万で売却できたので、もうけ分キャピタルゲインは10万ということになります。
配当、株主優待精度があるの
株主に株を売却させず、保有していてもらうためです。
株を売却されると、企業の株価が下がります。企業価値が下がることがない様に、長期的に株を保有していたいと思ってもらえる制度と言えるでしょう。
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